
白頭大幹俗離山関門
住所 忠清北道 報恩郡 俗離山面 上板里 70-22015年に着工し、2017年10月に完工された全国初の3層複層トンネルである。俗離山の自然生態系を維持・回復し、白頭大幹俗離山の自然環境を保護する目的で作られた。海抜430mに位置する関門の1階は車が通行する空間になっており、2階は生態文化教育場と歴史文化や写真などを展示する常設展示館、3階は動物と植物が生息する自然の空間になっている。駐車場を始め、休憩室やトイレなどの付帯施設とともに、コブラントゥルレギルが始まる名所である。

マルティ峠展望台
住所 忠清北道 報恩郡 長安面 壮才里 山4-14 一帯2020年にオープンしたマルティ峠展望台は、2階建て(幅16m、高さ20m)の展望台と造形物を始め、12カーブのマルティ峠を一望できるフォトスポットがあるなど、自転車・バイク愛好家に人気満点のコースだ。

三年山城
住所 忠清北道 報恩郡 報恩邑 城舟1ギル 104- 三年山城は史跡第235号に指定された山城で、現存する約2,000余りの山城の中、築造年代が正確に分かる唯一の山城である。「三国史記」によると、新羅王の慈悲麻立干(470年)の時に築かれ、城の築造まで3年がかかったことから「三年山城」と呼ばれている。
- 三年山城は高句麗、百済、新羅と国境を接しており、新羅が韓半島の中心地に跳躍するための戦略的要衝だった。三年山城から出兵した新羅振興王の軍隊が管山城の戦闘で百済の聖王を打ち破った場所で、高麗の太祖王建が三年山城を占領したが完敗した歴史的に意味深い場所である。
- 三年山城の周辺には約1700基の新羅古墳群が密集しているが、15~20mの巨大な墳丘を持つ大型古墳から小規模の小型古墳まで、慶州まで行かなくても忠清北道で中部地方最大の新羅古墳群を観覧することができる。新羅の地方文化研究における重要な資料として学術的価値のある場所でもある。
- 2017年、近くの農業文化展示室と鍛冶場が体験できる農耕文化館~三年山城~古墳群を結ぶ「新羅人と一緒に歩く歴史探訪路」が造成され、コースを歩きながら1500年の歴史をもつ新羅の魂を感じることができる。

Jeongipumsong Pine Tree
住所 忠清北道 報恩郡 俗離山面 上板里 241韓国では珍しい樹齢約600年の松の大木。この松には朝鮮王の世祖(1455年~1468年)が俗離山を訪れる途中、御駕が松の枝に引っかかり、通れなくなることを心配して「松の枝に御駕が引っかかりそうだ」と言うと、松が自ら枝を曲げて、通行の妨げにならないよう配慮したという逸話がある。後に感心した世祖がこの松に正二品の官職を与えたという。その後、この松は「御駕掛け松」または「正二品松」と呼ばれるようになった。

報恩書院里松(正婦人松)
住所 忠清南道 報恩郡 長安面 書院里 49-4書院里松は高さ15.2m、地面から胸の高さでの幹周が4.7mで、樹齢は正二品松と同じく約600年と推定される。正二品松から約7km離れているこの木は、幹が地上70cmの高さで二本に分かれている。 正二品松がまっすぐに伸びているのに対し、この木は下から二本に分かれ、枝が絡み合っており、木の形が素朴なことから正二品松と夫婦の仲と言われ、「正婦人松」と呼ばれる。

Beopjusa Temple
住所 忠清北道 報恩郡 俗離山面 法住寺路 405- 山々の美しい俗離山のふもとに位置する「法住寺」は、新羅振興王の時(553年)、義信祖師が創建した寺で、義信が西域から白い駱駝に経典を積んで帰国し、仏法の道場を開いたことから「仏の法が宿る寺」という意味の名称が付けられた。韓国寺院の形成過程と現在に至るまでの姿をそのまま見せてくれる観光スポット。
- 法住寺は双獅子石燈、捌相殿などの3点の国宝と宝物12点、地方有形文化財22点などの文化財が散在する文化財の宝庫であり、2018年に「山寺、韓国の山地僧院」という名称でユネスコ世界遺産に登録された、韓国の仏教文化遺跡として重要な地位を占める寺である。

世祖ギル
住所 忠清北道 報恩郡 俗離山面 舎乃里 257世祖ギルは朝鮮の7代王である世祖が療養のために福泉庵まで訪問した道で、2016年9月に法住寺~福泉庵(片道3.2km)区間が開通した。世祖ギル内の1.2kmの区間はバリアフリー探訪路で、貯水池や渓谷に辿って緩やかに続かれる。車椅子、ベビーカーも利用でき、観光弱者も気楽に散歩できる。世祖ギルの松林と渓谷、貯水池の周辺を歩いていると、清涼な水の音と季節ごとに咲く花と植物をゆったりと観察することができ、日常生活に疲れた観光客が日常から離れて心の疲れを癒せる名品ヒーリングロードである。

五里森の道
住所 忠清北道 報恩郡 俗離山面 舎乃里 303五里森の道は、俗離山入口の飲食店や商店街から法住寺までの2kmの森道で、入口から法住寺までの距離が5里(2km)であることから、「五里森」と呼ばれる。五里森道の入口には龍頭滝、造形物、壁画通りが造成されており、森の道を歩くと、うっそうとしている松やモミ、樫、サワシバ、アカシデなどの様々な植物とアカワウソ、モモンガなど絶滅危惧種の動物に出会うことができる。

東学農民記念公園
住所 忠清北道 報恩郡 報恩邑 東学路 236-22東学農民革命記念公園は東学農民革命最後の激戦地のひとつである報恩郡声足里の一帯に造成された公園で、モニュメント、石城、民衆の広場、空の道階段などを設置し、東学運動の理念と歴史的価値を見て感じられる自然にやさしい生態空間である。

俗離山ジップライン
住所 忠清北道 報恩郡 俗離山面 俗離山路 596美しい 俗離山のマルティ峠の一帯に長さ1,683m、8つのコースで構成された山岳のジップライン。 80mの短いコースから445mの長いコースまで、俗離山の美しい風景を鑑賞しながら、スリルと刺激を満喫することができる。

Songnisan Monorail
Address 忠清北道 報恩郡 俗離山面 葛目里 山19-5全長866m、最大傾斜30度、最高速度60m/分、20人乗りの搭乗用車両キャビン2台で20分間隔で運行される。 窓の外から美しい白頭大幹俗離山を鑑賞しながら、高い傾斜角で崖を登るようなスリルを感じることができる。

スカイトレール
住所 忠清北道 報恩郡 俗離山面 葛目里 山18-12階と3階で構成された構造物で、合計24の多彩なコースを体験できる。安全ロープの1本で空中で道を渡ったり、一本のロープの上を歩いたりする体験施設 最大高さ10mは人間が最も恐怖を感じる高さで、刺激とスリルを感じることができる。

松香公園スカイバイク
住所 忠清南道 報恩郡 長安面 葛目里 18-1最高高さ9m、全長1.6kmの長さを誇る空中自転車。 俗離山の清浄な自然の中で、ほのかな松葉の香りと美しい景色を満喫しながら、空の道を走るスカイバイクを楽しむことができる。

万寿渓谷
Address 忠清北道 報恩郡 長安面 壮才里 山1-1 一帯俗離山天王峰で始まる三街川から三街貯水池までの4kmの渓谷。涼しい水と木陰があり、夏の避暑地として有名である。

愚堂古宅
住所 忠清北道 報恩郡 長安面 開安ギル 10-2愚堂古宅は1919年から1921年にかけて建築され、母屋、客間、祀堂を始め、行廊などの付属建物と菜園、壺置き場、庭を備えた大規模な家屋。愚堂古宅は1984年1月10日に国家民俗文化財第134号に指定された。小川が合流する広い三角州の松林の中に佇む韓屋で、自然景観と家が調和をなし、とても美しい場所である。

報恩郡農耕文化館
住所 忠清北道 報恩郡 報恩邑 ポチョン大路 1655-3報恩郡農耕文化館は、消えつつある韓国伝統の農耕文化の変遷を一目で見て、農耕文化全般を理解する現場学習の場として活用するために造成された。 季節ごとに農耕生活に使われた農具が展示されており、農具に関する情報を検索することができる。鍛冶場の体験場で鉄を熱し、ハンマーを叩いて製品を作る珍しい体験を満喫することができる。

正二品松公園
住所 忠清北道 報恩郡 俗離山面 上板里 70-2 主要施設 管理棟1棟、正二品松の造形物(高さ7m、幅7m、1464年の模型再現)、後継木公園(後継木植栽、御駕のフォトスポット) 体験施設 御駕型自転車正二品松公園は朝鮮世祖時代の正二品松のイメージと御駕行列の再現を通じて正二品松の歴史的事実と価値を高めるために造成された。「出会いの門」、「縁の門」、「創製の門」の3つのテーマで構成されている。 「出会いの門」には正二品松を縮小した造形物と展望台、世祖の銅像、御駕行列の造形物、異色の自転車とフォトスポットがあり、縁の門は信眉マダンとして信眉大師が俗世で縁を結んだ父・金訓と母・貞敬夫人驪興李氏、4人の師匠、信眉大師などの造形物が建てられており、信眉大師の行跡を記した地図マダンと宮殿の出入口がある。 また、創製の門は正二品松公園としてハングルの創製過程に関わった世宗、信眉大師、貞懿公主、首陽大君など7人の物語が描かれた塀と壁が設置されている。